必達TOEIC800点計画64 ~2回目の渡航準備と二人目の生徒・リリーさん~

語学の勉強

このまま永遠にお別れになるところだった、イケメンフィリピーノ・羽生君。

サイキックレディの冴えた読みと、羽生君の友人君のコメントにより、再び羽入君に会うための段取りを組み始めた。

実は羽生君の誕生日は、私の誕生日のほぼ2か月後だったため、スケジュールは極めてタイトだ。

また前回の渡航で、滅多にないし、と準備その他に大判振る舞いしてしまった。

今回の渡航は、できるだけ予算を抑えたい。

なので羽生君に、財布の心配をしてもらっていることもあり、今回は予算を抑えたい旨を伝える。

質素に過ごす分には、羽生君の心臓にも負担はかかるまい。

というわけで、今回は都市部で派手に観光するのではなく、彼の近所で質素に遊びたい旨を伝えた。

「あなたの近所について、ネットで調べたけれども観光地じゃないから、あまり情報が出てこなかった。もしよかったら、調べてスケジュールを計画してもらえるとうれしいな」

「OK、大丈夫だよ。何かしたいこととかある」

「自然とかに触れられたらいいな」

1回目の渡航前に、サイキックレディに 自然のある所で開運するようなことを言われていた。しかし、1回目の渡航は、自然のある場所とはほぼ縁がなかった。

「OK、じゃあ調べてみるよ」

「ありがとう」

そうして私は、またコツコツと渡航用のお土産やらを買い集めたり、準備をしていった。

今回の滞在は、羽生君のお母さんの生徒さん、Sさん(50代以上の男性)も羽生家に滞在する。

私の滞在期間と数日間バッティングするので、一緒に羽生ファミリーをエンジョイするのだ。

Sさんはフレンドリーな性格で、私の渡航が決まると毎日のようにメッセージをよこしてきた。

邪険にするのも悪い気がするのと、別の角度から見た羽生家の情報を集めたいこともあり、Sさんとのやり取りもさぼらずに頑張った。

また羽生君の生徒で、もう一人リリーという女性が羽生君の誕生日の1か月前に、羽生家にやってくると聞いていた。

実質、羽生君の生徒間で言ったら私のライバルだ。

けれども羽生君曰く、リリーは羽生君のお母さんとほぼ同年齢で、ボーイフレンドは求めていず、シングルマザーだが有名企業の役職者という強者のため、相当なリッチマンとのことだった。

羽生君自身はSNSへの投稿が好きではないのだが、彼のお母さんはSNSマスターで、しょっちゅう日常に起きたことをSNSへ投稿していた。後から理解するのだが、彼のお母さんはかつて日本で夜職を10年ほどしていたため、コミュニケーションや人を繋ぎとめるスキルが高かった。このSNSは恐らく、彼女の人脈維持に一役買っている物だと思われる。

そのためお母さんのSNSをフォローしていれば、リリーの外見もチェックできる算段だった。

もちろん、私の外見も駄々洩れだが。

そうこうしているうちに、リリーの渡航の日がやって来た。

リリーは最初カジノに行くと言っていたが、私がイントラムロスなどに行ったことを受け、彼女もそのルートを踏襲することとなった。

お母さんのSNSでリリーの写真がアップされた時、私は安堵した。

これに負けたら、私はこの先、独身卒業に夢を見ない方がいいだろう。

そう思ってしまった。

リリーさんは年の割には可愛らしい感じなのだが、私よりも10歳近く年上であることと、ややぽっちゃりめの体型であったことが、私の中での女性闘争心を煽らないポイントとなった。

そしてリッチなのは聞いていたが、彼女は素晴らしい施設のサービスを惜しげもなく受け、それを羽生ファミリーにもエンジョイしてもらうだけの財力が垣間見られた。

金は正義。

同年代でなくて本当に良かった。

同年代だったらば、もしかしたら私はアドバンテージ負けしていた可能性もあったかもしれない。

そして、そういう外見やメリットなどにこだわらず、分け隔てなく優しい羽生君の様子にも、ますます好感を高めていった。

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