ストレッチの威力

日常の出来事

ここ最近、目の奥が重く、頭が重く、はつらつとしない。

8000円近くかけて受験する、TOEICの勉強もはかどらない。

本当は横たわって全てを丸投げしたい気持ちなのだが、マッサージだと当たり外れがあり、あいにく今私のお抱えマッサージ師は登録なしという状況になっている。ここ最近だと、整体系のカイロプラクティックか、ストレッチ系のリラクゼーションが私の体の根本解決をするケースを体感しているため、体を引きずるようにして、近所のストレッチ系のお店にいってみた。

私のストレッチ信仰がはじまったのは、都内に出店している「ドクターストレッチ」を利用した際、地獄のように固い私のアキレス腱の可動域を、未だかつてない程広げた実績があった。そして去年の夏、久々に体を動かそうとフィットネス系の体験レッスンに行ったところ、動きに支障が出るレベルでアキレス腱がガチガチになっていることを発見した。10歳ほど年上の知人が、普通に歩いていてアキレス腱が切れた話しを聞いたことがあったため、これは加齢によるもので、慎重に扱わなければいけないと悟った。そして過去の実績から、ドクターストレッチにかかりさえすれば、この状態は格段によくなるだろうと踏んでいた。

そしてその夏、私は数年ぶりくらいのドクターストレッチを受けたのだが、固いのと痛いのとで、ほぐしを慎重に依頼した結果、その回で特段何かを得た気持ちにはなれなかった。

ただやばいくらい私の体は固くなっているということを知覚したのみだ。

ちょっと足の上をテニスボールを転がしたくらいであんなに痛いなんて、どうかしている。

ストレッチを受けたその日から、Youtubeでストレッチ動画をみつけ、何かしらをやるように心がけ、そして可動域を広げるために再びドクターストレッチに行った。すると施術後に明らかに歩きやすさが上がっていて、今まで固まっていた筋肉がほぐれた実感を得ることができた。

正月くらいからそろそろメンテナンス用にドクターストレッチに行きたかったのだが、都内に行くのが億劫だったため、見送られ続けていた。

そこにこの不調がやってきたので、どうしたものかと思っていた。

調べてみたところ、類似店のようなストレッチを売りにしているお店が私の住んでいる界隈でもいくつかあり、ドクターストレッチの再来を夢見て門戸を叩いた。

それが昨日の出来事だったのだが、ストレッチ様様だった。

私は肩コリと頭の重さを何とかしてもらう予定だったのだが、施術者に頭の後ろを押していただくと、目の奥のこわばりがとれた。うれしい誤算だった。実のところ最も私のテンションを下げ、デスクワークをしたくない最有力の原因だったのだが、数十秒頭の後ろをほぐしてもらっただけで治ったのだ。

どういう仕組かはさっぱりわからないが、人体の神秘だ。

肩回りなどもすっきりし、施術終了後には姿勢も良くなっていた。

施術時間はおよそ30分ほどだったのだが、劇的な効果があった。

本当は寝たきりで受けるだけの施術を望むコンディションだったが、重たい体に鞭打って、ストレッチという享楽度数の低い店を選んだのだが、大当たりだった。

本当に体は資本とは言ったもので、体調が振るわないと何もする気がしない。

都内に遠征せずとも、これからはより手軽にストレッチを享受できるかもしれない。

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