必達TOEIC800点計画⑦ ~根性無しの不安~

語学の勉強

成長の手応えを感じながら閉幕した、800点計画下における第一回目のテスト。

正直大してがんばっていないはずなのに、息切れしていた。

他の平均的なTOEIC受験者と比較したら、1か月半の勉強でどうこうできるような甘い世界じゃない。しかも800点という大台を目指すのであればなおのこと。2,3か月の短期間で結果を出す人たちは受験生張りの時間と根性を投入して、その成果を成しえている。

対する私は、自分に無理のない範囲で、根性が続かないところは資金投入して仕組でフォローしようという体たらくだ。その1か月半で結果を望む方が正直どうかしている。

そういうTOEIC界の一般論は理解はしているのだが、根性無し界の常識論で行けば、まず自分の自発的意思によって継続できていることが奇跡で、仕組に頼るとはいえ、継続できる仕組みを作り上げて、そこに乗っかれているだけ偉いのだ。

一度挫けた心を立て直すために投入した ”フィリピンの羽生君”も数回を経ると、そこまでのテンションにはならなくなる。全く物事の有難みというのが浸透しづらい性分だと思う。

またこのフィリピンの羽生君を通じて改めて発見したことがある。

それは「習慣化には時間を固定することが大事」というものだ。

ネイティブキャンプ内で羽生君の追っかけをしていた私は、羽生君がLIVE配信講師の期間に入ったため、通常であれば100コイン(200円相当)がかかるレッスン設定をされている方にも関わらず、実質無料(100コインを予約時にデポジットとして取られるが、LIVEレッスン終了後に返還される)で受けられるので、私の都合の許す限り、羽生君のレッスンが取れる枠を抑えた。

その結果、私の受講時間はバラバラになった。

過去、外国人パーティーのアサインに向けてオンライン英会話を始めた際には、1週間ほどで飽きて挫折しかかったが、ある先生を気に入っていて決まった時間で予約が取れるため、”先生への義理立て”というか、その先生についていくために自分を引きずるようにしてレッスンに参加していたことがあった。

その時に生まれた仮説が「時間の固定よりも、先生の魅力」だった。

ところが今回羽生君に合わせて受講スケジュールを変えた結果、私自身の生活リズムが乱れ始めた。

羽生君の効力が落ちた可能性も否めないが、私の中では習慣化において時間を決めることはかなり重要だと感じ始めていた。もちろん、何かしらの不満がある先生を据えてしまえば、固定時間よりも先生重視になるのだが、羽生君を通じてLIVE配信を通せば、良質な先生を実質無料で抑えられることを学習していた。

また羽生君はLIVE配信期間が終わるようで、再び予約が有償に戻るようだ。

この切り替わりにより、私は羽生君の継続も悩むようになった。

幸いネイティブキャンプでは、短いレッスンを受けることでコインがもらえるキャンペーンをよくやっているので、それに乗っかることで羽生君に献上するコインを生み出すことができるかもしれない。それでも毎日レッスンを受けることは難しい、せいぜい週1~2だろう。(それだってもしコインを購入して彼を抑えるとなると、800円~1600円/月 授業料が上乗せになることを意味する)

羽生君のような優し気な佇まいの男子と交流することは、死滅回遊的家庭で生まれ育った私に必要なセラピーともいえる。

こないだ聞いた話だと、羽生君は腹が減っているといっており、朝は食べないで昼と夜のみ食べるのだそうだ。恐らくはダイエットとかではなく、経済的な事情ではないかと勝手に予想している。こんなに育ちが良さそうなのに、善良そうな心根、仕事に対して誠実できちんとした姿勢を感じるのに。生まれた国でこんなに差が生まれてしまうものなのか。

まぁ私だって、暮らしは保証いただいている、平均的日本人会社員ですが、死滅回遊的家庭で育った故に負っている精神的負債はすさまじいので、じゃあ一概に幸せかっていうと、なかなか難しですよね。

話しがそれまくりましたが、学習継続に当たってリスニング部門(Part1~4)の養成担当としているネイティブキャンプでは、

・時間を固定する

・羽生君を財布に負担にならない程度に入れていく

という方針で、TOEICテスト第二幕を迎え撃つ予定だ。

リーディング部門(Part5~7)の養成担当であるスタディサプリでは、長文と単語は現存の勉強手法を継続とするのだが、文法の時間をどこに入れ込むかという感じだ。

そしてそれを踏まえて、第二回のテストをどこに設定するかが悩みどころだ。

もししっかり勉強できるのであれば、約2か月半先の4月の回で800点を取りに行くつもりで設定するのが良いだろう。しかし、もし私の気力が息切れするようであれば、1か月半先の3月後半のTOEICを申し込み、そこで800点を狙いに行くつもりで、今回と同様通過点とし、本命は5月のテストで仕留めに行く算段となるかもしれない。

1月のテスト結果を待ってだと3月下旬のテスト申し込みには間に合わない。

なので私の気力との相談で、3月+5月か、4月計画かを決める必要がある。

でもこれを打っている間にも、4月に設定すると気持ちが切れる可能性が高いので、心身と財布に負担はかかるが、3月+5月で800点を取りに行くのが手堅いかもしれない。

ちなみに、現体制を続けるのであればランニングコストとして、教育費が『ネイティブキャンプ 約6500円+スタディサプリ約3300円=約1万円/月』となるため長引けば長引くほど財布へのダメージが大きくなる算段だ。

3月+5月で800点コースを選んだ場合、4月で仕留める場合に対して金額だけでも約1万8000円の差が出る。そしてそこに投入する時間労力もだ。

とはいえ、ここまで積み上げてきたものを失うリスクを考えれば、3月+5月で800点コースが堅いかもしれないと考えている。

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