爪の惨劇

日常の出来事

ここのところTOEICトーク&ネイティブキャンプ界の話しばかりになっていたのだが、一応節約にも気を配っているため、今日はそんな話しをしたい。

私はジェルネイルが好きだ。
爪先がツヤツヤと美しい様子であると、日々のふとした瞬間に魅入ってしまい、自分の手でありながらしげしげと遠くにやったり近くにやったりして見とれてしまう。

爪の上に宇宙があり、その中には世界の全てがあり、全てはこの爪先に凝縮されている、永遠がここにある。

おまえがすべきことはただ一つ、
一粒の砂をじっと見つめることだけだ。
そうすれば、おまえはその中に、
創造のすばらしさをみるだろう

アルケミストの一節が頭をよぎる、壮大な宇宙がそこ(爪の上)にはあるのだ。

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引用した一節はエメラルドタブレットについて言及している部分。「全てはひとつ」なのだ!!

しかしながら、定価でいったら相場は数千円ととてもお高い。

プロパーでどうにかする気には、とてもじゃないがなれやしない。

自宅用ジェルネイルが出回り始めた頃は、ロフトやソニプラのようなオシャレ雑貨屋の化粧雑貨コーナーで千円前後のネイル液と硬化用のUVライトが売っており、色数もそこまでなかったような気がする。

しかし、ダイソーあたりがこれに目を付け、彼らは100円でバラエティー豊かな色味のネイル液を販売し、ついにはUVライトも300円くらいで出回るようになりはじめた。

本当にダイソーのマーケターはマジで優秀だと思う。そしてネイル業界泣かせでもある。(100均でジェルネイルが市民権を得てしまったことによって、潰れたネイル屋はきっといくつもあるだろう)

私も喜び勇んでこれらを買い集めた。

ただ、悲しい事実が浮上した。

私は器用なタチではない。よって、仕上がりにどうしでも素人臭さが出てしまう。

最近でこそ、場数を踏んできたことやネイル液自体の質が上がった可能性によって、そこそこの仕上がりになるが、まぁ初期のセルフネイルは小学生の図工の作品を思わせる、素朴な風合いを醸し出していた。

またジェルネイルを落とすのがめちゃくちゃ面倒くさい。

そんな訳で、①自分でやらない ②プロパー価格でない という要件を満たすものは

「見習いネイリストの練習台になる」

という選択肢だった。

ホットペッパーなどで検索すれば2000円内、場合によっては無料なんていうものもあり、かつ自分でやるよりはるかにレベルが高い。

記憶が確かならば、恐らく私は一度も一人前の人にネイルをしてもらったことがないのでその実力差はわからないが、私は見習いさんの仕上がりで今のところ十分満足できている。

なので見習いさんを探し出し、いつも爪を何とかしてもらってたのだが、ここ最近何かと出費が多かったのと、自分の休みとマッチする見習いを抱えるサロンが見つからなかったため、久々に自分でセルフネイルをすることにした。

まずは自分で落とすところからの始まりだ。

今100円でこんなラクチンアイテムもある。素晴らしい、でもやたらと使えない(割高だから)

コットンにリムーバー液を浸し、アルミで巻く。

そしてふやかされたところで、ヘラのようなものでゴリゴリと削ぎ落していく。

そのとき、事件は起きた。。。。!!!!

痛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーー!!!!!!

スタンドに攻撃されたかと思った、いや違う、痛すぎてスタンドが生まれそうだった。

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連日のジェルネイルにより、薄くなった爪が、はがし落そうとしたジェルと一体化していたため生爪エリアに亀裂が入り、本来爪が付いていなければいけない箇所の爪が損傷し、爪が欠けて肉がむき出しになるという惨事。

まぁ、ざっくりいうと

ヘラで爪を一部はいじゃった

と思ってもらえればいいと思う。

現物をお見せできなくて残念です。

確か昔読んだ本かなんかで、昔の拷問に生爪はがすみたいのあった気がする。

今右手の小指だけそんな感じになっている。

ここの子はそう簡単に回復しないので、当分絆創膏と一体化する感じになるが、他の指たちは元気で、私の手塗りの100均ジェルで、そこそこな様子になっている。

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