職場への見栄と意地でTOEIC800点を目指し始めたが、オンライン英会話ネイティブキャンプの講師であるイケメンフィリピーノ、通称羽生君に熱を上げ、ついにオフラインで会う約束を取り付けるも、ロマンス詐欺疑惑が急浮上。アラフォーの運命やいかに。
先日の貧乏話しのカミングアウト、及びジャパニーズボーイフレンドの功績を聞かされ、心中穏やかではない私。
そうでありながらも、連日SNS経由のメッセージを送ってくれて、無料レッスンで待ち合せてビデオ通話を毎日のようにしていた。
信じたい気持ちと、自分を守りたい気持ちでせめぎあっていたある日、ネイティブキャンプのアクティブランプの動きが、私と待ち合せする時と同じ動きをしていた。
つまり、意図的にオフラインの時間を設けた後、タイミングを合わせてオンラインにすることで、他の生徒を出し抜いて、無料のサドンレッスンを意図的に特定人物と行う方法だ。
私以外の誰かと待ち合せている。。。!!!
私がうかれポンチになっていた待ち合わせアクションは、他の誰かともしているものだった。
この日、ライバルと思しき人は、いつもの時間に予約していた。
つまり、これはライバル以外にも誰かがいる。。。!
これが判明したとき、私の気持ちは急速に冷めていった。
私だけじゃなかったんだ。。
そして、彼が他の誰かと話しているのを順番待ちしている自分が情けなく感じたりもした。
この行動から考えられることはいくつかある。
・羽生君はお母さんと懇意だった、ジャパニーズボーイフレンドような存在を複数持ちたいと思っている
・私は、誰かの補欠である可能性
いずれの考えも私にとって心地いいものではない。なので起きて羽生君からのメッセージを待っていることがいたたまれなくなり、私からSNSでメッセージを送った。
今日はもう遅いのでもう寝ようと思います。また明日!
そうして、そうそうに眠りについた。
あぁどうしよう、どんどんフィリピンに行きたくなくなってきた。
なのにチケットはキャンセルできない。
これ以上、羽生君のレッスンを聞いて、羽生君を嫌いになってフィリピンに行くのは辛すぎる。
もうこれ以上情報を受け取らないようにシャットダウンして、純粋にフィリピン旅行だけを楽しもうか。。
久しぶりの海外だし。飛行機を克服するチャンスでもあるし。
いつか、海を越えて仕事をしたいし、永住でないにせよ、移住はしてみたいし。
私はこの日を最後に、羽生君のレッスンを受けるのをやめた。
SNSメッセージが届いても、仕事で欠員が出て残業しなければいけないから、今日は無理、と言ったり、なんやかんや言い訳して、コンタクトを逃れた。
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