オンライン英会話ネイティブキャンプではじまったご縁が、ついに二次元から三次元に移行する日が目前に迫ってきた。イケメンフィリピーノ講師・通称羽生君との対面はいかに。
渡航前夜は、仕事が終わった後に田舎から空港へ向けての移動があるため、とにかく忙しいスケジュールになっていた。そのため前夜の羽生君とのやり取りは、ＳＮＳメッセージのみでのやり取りだった。
レッスンで繋がると、今は気持ちがマイナスになる情報が入ってくる可能性があったので、ビデオ通話は1週間ほどしていなかった。向こうからしたら、さぞ不安もあっただろう。何せ初見の人間がコンタクトが不十分で、現地の空港に迎えに行くのもそれなりのコストがかかるらしいのだから。いたずらかなにかだったらたまったもんじゃないだろう。
飛行機への不安が拭えなかったため、ネットでたまたま見かけたノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンを購入した。これをつければ、少しでも現実逃避に役立つだろう。電気屋で店員さんに聞いて、そこそこ性能のいいリーズナブルなものを慌てて探したのだが、それでも16000円ほどした。衝動買いするにはまぁまぁ高い買い物だ。でも命を預ける可能性のあるもの（過呼吸なんて出たら、克服がさらに困難になる！）には性能重視、お金は多少目をつむる。
購入したのはこちらだが、電車の中で早速試したところ、かなり具合がいい。きっと飛行機でも役立つに違いない。
| WH-CH720N-BC ソニー ノイズキャンセリング機能搭載Bluetooth対応ダイナミック密閉型ヘッドホン(ブラック) 価格：19,980円（税込、送料別) (2024/6/25時点) 楽天で購入 |
今回、飼い猫を自宅に置いていくので、見守りのために古いスマホにSIMカードを入れて置いてきた。今使っているスマホは空港でレンタルするポケットwi-fiでネットにつなぐ予定だ。そうすれば家に置いてきた古いスマホと接続することができ、猫の様子も見ることができる。
Alfred Cameraというフリーアプリを、古いスマホと今使っているスマホに入れてペアリングするだけだ。とても安価で簡単だ。
古いスマホは充電ケーブルと繋いで三脚で固定し、猫がいつも寝るスペースを捉えるようにして置いてきた。ペットホテルやペットシッターなども考えたが、半野良のうちの猫にホテルのケージは可哀そうだし、かといって田舎のためペットシッターも選択肢が限られていた。写真を見る限りあまりお願いしたい感じではなかったので、自動給餌機と給水タンク、自由に外へ出入りできるペットドアがあることから、一人で留守番をさせる判断に踏み切ったのだ。
なのでフリーwifiを拾いながら、羽生君に連絡を取った。
「これから出発です。私の旅行はもう始まっています。とてもワクワクします」
「僕も待ちきれないよ！気を付けてね」
そんなやり取りをしながら、空港近くのホステルへ向かった。
ここで詰めの甘さが露呈したのだが、宿泊予定のホステルは23時で受付を終了するということ、道中に発覚した（！）都内で御用達のホステルたちは、自動チェックインだったり、だいたい深夜対応が問題なかったので、その感覚で居た。ところがそこは違っていた。。
また私はwifiがフリーwifiを拾わないと繋げられない状態であることも、さらに事態を悪くさせた。
見知らぬ場所で、フリーwifiを拾いながらホステルにコンタクトを取るも、返事はなし。
取りあえずチェックインが遅れる旨の連絡をした。
ホステルの最寄り駅に着いた時には、もう深夜でその日の最終列車だった。
日中は普通に仕事をしていたので、もう眠くてボロボロだ。
けれども歩かなければいけない。春の初めで夜は寒く、荷物を減らすために最低限の装備でいるため、夏仕様のアイテムばかりで、防寒もそこまでしっかりできない状態だ。そんな体を引きづるようにしてホステルまで歩こうとしたが、挫折し、タクシーを捕まえることにした。
節約したくてそのホステルを選んだのに、だいぶ本末転倒感が否めない。
またなんだったら青春18きっぷを使って最寄り駅まで行く算段だったが、ヘッドホンを買ったこともあり18きっぷで間に合う電車を逃して、予定より電車代も出費してしまっている。
そう心の中でブツブツと呟いたが、背に腹は代えられない状況なので黙って、贅沢にタクシーに乗っていた。そうしてホステル前で降ろしてもらうも、人の気配はするのに扉を開けてもらえなかった。思いつく限りのアクションをしたが、ダメだった。
なのでタクシーを使いたくなるようなコンディション（眠くてボロボロ、寒くてボロボロ）にも関わらず、私はホステルを諦めて、駅へと徒歩で向かった。自分を励ますために、コンビニでカップみそ汁を買って自分を温めて励まし、代替えの宿を探しに歩いた。携帯はネットが使えない。だから原始的な目視で宿を探すこととなった。しかも、その範囲でリーズナブルに。
空港の近くということもあり、ホテルの数自体は見て取れた。しかしどれも高級そうな佇まいを醸し出しており、全然打診をしたい気持ちが湧かなかった。この状況で取れる選択肢はただ一つ。来る途中に見えたAPAホテルのみ。
Google mapも使えないので、深夜にも関わらず人に道を聞かなければいけない状態だった。重たい荷物を背負って、必要以上に徘徊したくない。
歩いている人なんてほとんどいない、が、カップルで歩いてくる人影を捉えた。逆の立場だったら心底怪しんで無視したかもしれないが、彼女たちは親切にAPAへの最短ルートを教えてくれた。怪しさは満点だったに違いない。。（有難い）
ようやく到着したAPAホテル。
さすが、日付が変わろうが何だろうが、フロントに人が居る。私は何気にAPAのアプリを入れ、APAを愛用する一人でもあった（特に幕張のAPAがリーズナブルなのに立派で良い！）なのでボロボロになりながらAPAアプリを出して、1000円分ほどのポイントを使用してチェックインすることとした。もう後数時間後には空港に向けて出発しなければいけないのだが、風呂にすら入れていない。明日（正確には今日）念願の羽生君に会うのに、肌はボロボロ、髪もぼさぼさ、せめて風呂に入りたい。
私が愛するAPAアプリ。ここから登録で500円クーポンもらえるそうです。（2ステップあります）
①まずアパ会員登録を下記でする
②アパアプリのダウンロード！
https://www.apahotel.com/lp_app/
アプリに登録していたクレジットカードの期限が切れていたのだ。手持ちのクレジットカードに登録しなおそうとするも、今どきのカードなので番号が記載されておらず、番号を記録したデータは古い携帯にしか入っていない。。会員価格で泊まるには、キャッシュレス決済でなければいけない。
ここで私はペイペイで払うことを思いついた。幸いポイントサイトで大量にポイントを持っていたため、それらをペイペイポイントに交換すれば、宿泊費は賄える。
節約系Youtuberも紹介し、及び一生懸命貯めたJALマイルの半端分をいかに効率よく貯めるか模索した結果、たどり着いたのがこちらのmoppy
↓↓下記のURLから会員登録して紹介コードを入れると、ミッション達成で2000ポイントもらえます↓↓
紹介コード「FVsTA1d8」
ここで余ったマイルに補填するためのポイントをコツコツ貯めていたのだが、致し方ない。
宿泊相当のポイントをペイペイポイントに交換するも、ペイペイアプリの起動に電話番号認証が必要に。。SIMカードを抜いているため、電話番号認証、行えず。。
なくなくフロントでクレジットカードにて支払うことにしようとすると、アプリの表示価格からゆうに1000円は高い金額になるとのこと。。
心は折れる寸前だ。でもとにかく風呂だ。もしこれが明日羽生君に会う日でなければ、私は駅で始発をまっただろう。
そうこうしてボロボロでチェックインをして、風呂に湯を溜めた。3時間寝られるかどうかという感じだ。明日は朝5時にホテル前から出発する空港行きの無料送迎バスに乗れるそうだ。
それに乗れるだけでも良かったじゃないか、と自分を励まして風呂に入った。
そういえば、ご意見番のサイキックレディでこんなお告げももらっていた。
「旅の中で計画通りに行かないことがあるかもしれないけど、イライラしないでね」
あぁこれのこと？だいぶイラつきますが、そういうお告げならもう気にするまい。とにかく明日（今日）はミラクルの重ね塗りで羽生君に会えるのだから。。
ちなみに、後日ホステルに返金依頼をしたが、お金は返ってこなかった。
コメント